工夫が宿る家、暮らしが育つ

家づくりのあとに、本当の「暮らしづくり」が始まる


■ 家はつくるもの。でも、暮らしは“育てる”もの

家は図面通りにつくることができますが、暮らし方に正解はありません。

住みはじめてから「あ、ここにはフックがあった方が便利だな」

「この棚はやっぱり高さが合わないな」と感じることも多いものです。


とうくりでは“暮らしを育てていく家”こそ、本当に良い家だと考えています。

住みながら自分たちの暮らしに合わせて少しずつ工夫していく。

それが家に“自分らしさ”と“心地よさ”を加えてくれます。


■ 間取りや収納だけでは、快適にはなれない

収納を大きくしただけで、部屋が片づくわけではありません。

大切なのは「何を残して、何を手放すか」を考えること。

そして物の置き方・取り出し方を暮らしの動きに合わせて工夫することです。


例えばリビング。

家族みんなが床でごろごろ過ごすなら、大きなソファよりも

ラグと座布団のある“座の暮らし”の方が合っているかもしれません。

こうした発見が、暮らしにフィットする住まい方をつくっていきます。


■ 見せる? しまう? 暮らしの流儀をつくる楽しさ

欧米では「飾って楽しむ文化」が主流ですが、

日本では「引き算の美しさ」や「しまう美学」が根づいています。


とうくりの家づくりでは、どちらが正解というよりも、

その人の暮らしに合った「流儀」を大切にしています。


床の間に一輪挿しを飾る。

お気に入りの器を見せるように並べる。

反対に、日用品はすっきりと隠す。


日々の中に自分だけの“心地よさの形”を見つけていくこと。

それも立派な「暮らしの知恵」だと思います。


■ 「手をかける」ことが、暮らしを深める

最近は便利な家電や収納グッズも増えました。

でもほんの少し手間をかけることで、気持ちにゆとりが生まれることもあります。


例えば朝の光がやさしく差し込む場所に季節の花を飾る。

子どもの作品を壁に留めて、ふとした瞬間に目をやる。


そうした小さな“工夫”の積み重ねが、

「豊かな暮らし」になっていくのではないでしょうか。


▶ 暮らしに合わせて育つ家。とうくりで一緒につくりませんか?

とうくりでは、

✅ 今の暮らしに合った間取りの見直し

✅ 自然素材を活かしたリノベーション

✅ 片づけや飾りの工夫を取り入れた提案


住み手の知恵を活かす家づくりをお手伝いしています。